今更ながら・・・・読みました(^_^;)「夜のピクニック」
この本は、以前書いたように高校の先輩が書いた、私たちの出身高校の伝統行事「歩く会」をモチーフにかかれた青春小説で、何かの賞を取り数年前には映画化もされた。
読もう読もう、と思いながらなかなか手がでなかったのは・・・・ちょと侮っていた(?)部分があったかもしれない。
「あの行事」は経験した者でないとその価値は分からない・・・・と。
本を読んで、思ったことは本の中で忍が言っているように「しまった!」だった。もっと早く読んでおけば良かった・・・・。でもこの本が出たのはここ数年だし、忍ほど後悔はしてないけれど(^_^;)
正直、こんなに心を打たれる本だとは思わなかった(>_<)
多くの読者が感想に述べているように、青春時代の切ない思いが蘇ってくる、胸に熱く懐かしいものが広がっていく、そんな本であるのだが、経験した者にしか分からないディティールも全体にわたってちりばめられているのだ。
行事の内容はもちろん、高校のある場所、線路沿いの坂を上ってその線路にかかる古い鉄橋を渡ると校門、校庭に下りるまでの坂、歩行祭で歩く周りの景色・・・・どれをとっても現実の私の高校の、そして歩く会で通ったコースの描写がそのままされている。
あぁ、ここ、歩いた・・・・。読んでいるうちにそのときの風景が胸に広がる。
この本で歩いている「海のコース」は私は現実には高校1年の時に歩いたのだが、一番思い入れのあるコースだった。近くに親戚が住んでいることもあり、今でもたまに近くを通る。そのたびに「ここ、歩く会で通ったなぁ~」など感じるのでコースの描写がどの辺りを指しているのかが容易に頭に浮かぶ。
アメリカに帰ってしまったという杏奈が歩いた「山のコース」は私は高3の時に歩いたのだが、同じように雨のように振ってくる流星に感動した。あんなに綺麗な星空を見たのは・・・・もしかしたらあれ以来無いかもしれない。
本を読んでいるうちに、懐かしい思いでいっぱいになる。
もっとも・・・・本のようにドラマチックな出来事(異母兄弟とかアメリカからの飛び入り参加とか・・・(^_^;))は皆無だったが。
それでも好きな男子(女子)と自由歩行で歩きたい。など画策する輩は多かったので、行事後に廊下に張り出される自由歩行の順位とタイムで誰と誰がつきあっているか、なんてことがバレてしまったりしてた。
まぁ、私にはあんまり関係なかったけどね。(^_^;)
昼間のクラス単位の団体歩行、深夜の団体歩行(では女子は学年の先頭にまとめられてしまい3年女子全員~31くみ男子~となるのだが、みんなこっそり列を離れて同じクラスの男子たちと一緒に歩いた)、翌日の自由歩行・・など、思い出が一杯。
私の場合、3年で理系クラスを選択したのでクラスメイトが50人中女子6人(自分も入れて)。そして運動音痴ながらも運動部に属していた私には、クラスの女子(帰宅部)たちはどうも苦手で男子との方が仲良かった。必然的に男子クラスのノリで、私は女子としては見なされていず(?)・・・。
日中も夜中も、団体歩行時は気の合う奴らと一緒に他愛ない話をしたり、歌を歌ったりして歩いたものだ。まるで貴子たちに深夜のバースデイパーティの様に。
光一郎のようにテンションの高い奴は必ずいるもので、おかげで疲れも忘れて笑いながら歩けた気がする。一方、亮子のような子も・・・・いたんだろうなぁ。私はあんまりつきあい無いけど。
みんな・・・どうしてるかなぁ。春の高校時代の学年同窓会、参加できれば良かったなぁ・・・。
高校卒業以来初めての学年同窓会がこの春行われて、私も出席するつもりでいたいたのだが、直前に娘が熱を出してしまい、ドタキャンしてしまっていた。
3年の時のクラスは仲が良かったので、毎年年末に同窓会と称して忘年会を行っているのだが、毎年参加メンバーは割と固定していて・・・(^_^;)。別のクラスの友達や、滅多に顔を見せないクラスメートに会いたかったなぁ。
今度実家に帰ったら、高校時代のアルバムを引っ張り出してこようかな、そんな気になった。
そして・・・・映画も見たいなぁ。アマゾン検索したら前日談も載ったスペシャル版(?)見つけたよ。ダンナにおねだり、しようかな~(*^_^*)
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